月額を払い始めてから、目当ての映画が別料金のレンタルだと気づいた。
動画配信で最も多い後悔です。しかも契約したあとでは取り返しがつきません。「どれがおすすめ?」という質問に正解がないのは、各サービスの得意ジャンルがはっきり分かれているから。見たいものから逆算するしかありません。
ステップ1:見たい作品を3つ書き出す
いま見たい作品、好きなジャンルを3つ。「海外ドラマ」「国内アニメ」「韓国ドラマ」「映画の新作」「スポーツ中継」くらいの粒度で構いません。
サービスの傾向はだいたいこう分かれます。
| 見たいもの | 向いているサービスの傾向 |
|---|---|
| オリジナルドラマ・海外作品 | 独自制作に力を入れる大手グローバル系 |
| アニメを幅広く | アニメ特化型、またはアニメに強い総合型 |
| 国内ドラマ・バラエティの見逃し | テレビ局系の配信サービス |
| 新作映画をいち早く | レンタル(都度課金)併用型 |
| スポーツ中継 | スポーツ特化型 |
そして最重要の確認。その作品が**「見放題」なのか「別料金のレンタル」なのか**。各サービスの公式サイトには作品検索があるので、契約前に必ず調べてください。5分で終わります。
検索で出てきても、安心はできない
作品ページが表示されても、扱いは3通りに分かれます。見放題、レンタル(都度課金)、そして配信予定。予定は「まだ見られない」という意味です。
シーズン単位で分かれていることもあります。シーズン1だけ見放題で、続きはレンタル。一気見のつもりが途中で止まる、という型です。
配信は終わることがある
権利契約の更新によって、見放題から外れる作品があります。「そのうち見よう」と思っていたものが消えるのは、配信サービスでは日常的に起きます。
見たい作品が決まっているなら、契約したその月に見てしまうのが確実です。
ステップ2:誰と、何台で見るか
一人で見るのか、家族と同時に見るのかでプランが変わります。
家族がそれぞれ別の部屋で見るなら、同時視聴2台以上が必要。視聴履歴やおすすめが混ざるのが嫌ならプロフィール機能の有無を。子どもが使うなら視聴制限があると安心です。
同時視聴の上限は、プランによって変わることがあります。安いプランは1台まで、という設計はよくある形です。契約前に、プラン表の「同時視聴」の行を見てください。
ダウンロードは端末数と保存期間に制限がある
オフライン再生用に落とせる本数、保存できる端末の台数、そして保存した動画の有効期限。この3つに上限が設けられているのが一般的です。
長時間の移動を控えているなら、出発前に落とせる本数を確認しておくと安心できます。
ステップ3:どこで見るか
テレビで見るなら、お使いのテレビやストリーミング機器がそのサービスに対応しているか。方法はテレビで動画配信を見る方法にまとめました。
画質は、大画面なら4K/フルHD対応か。スマホ中心なら標準画質でも実用上は困りません。
通勤・通学中に見るなら、Wi-Fiで事前ダウンロードできるかどうか。ここで通信量が大きく変わります。
ステップ4:料金は「見る量」で判断する
月額の安さだけで選ぶと外します。
週に数時間以上見るなら、見放題型のコスパが高い。月に数本しか見ないなら、都度課金のほうが安く済むことも。特定の作品だけなら、無料トライアル期間に集中して見るという手もあります。
契約の入口で料金が変わる
スマホのアプリから申し込むと、公式サイトで契約するより月額が高くなる場合があります。アプリストアの手数料が上乗せされるためです。
同じサービス、同じ内容でも入口で差が出るので、申し込む前にブラウザ側の価格も見ておいてください。
全部を同時契約する必要はない
見たい作品が複数サービスに分かれているなら、入れ替え制が効きます。
今月はAで海外ドラマを一気見、来月はBでアニメ。解約と再契約が簡単なサービスがほとんどなので、月額を一定に保ったまま幅広く見られます。
契約が増えてきたらサブスクの見直し方もどうぞ。
まず1つ、無料期間で試してみる
作品検索で当たりをつけたら、あとは実際の使い勝手です。アプリの動作、画質、検索のしやすさ。これは使ってみないと分かりません。
無料トライアルがあるサービスなら、金額のリスクなく確かめられます。鉄則はひとつだけ。登録した時点で、解約期限をカレンダーに入れておくこと。自動更新が一般的なので、これを忘れると見ていない月の料金を払い続けることになります。
料金やラインナップは頻繁に変わります。契約前に公式サイトで最新情報を確認してください。
やることは結局、見たい作品を3つ書き出して、公式サイトで見放題かを検索する。ここさえやれば、「なんとなく有名だから」で選んで後悔することはなくなります。